アッパートルボ 10
9月2日 ゲバ・ラ前 ゴークキャンプ トゥジェ・ラ前 (ランヒマールコーラ川原)
朝は、13℃。少し寒い。ガスってる中で一瞬モルゲンロードのように見える。
カメラ出す時間なかった、朝は、ぼーっとしてる。
今までトレッキングしてもロッジでの宿泊がほとんどだった。
テントで寝るのもせいぜい三日くらい。
だからその三日間、その生活を意識して楽しんでいた。
しかし、今回ずーーーっとテント泊、それが一ヶ月。
キャンプ場のような場所ではない、何もない。
テント場が決められてるわけでもないし、バラササーブが考える。
水の近くで、川の近くで、、そして私はテント着いたらすぐトイレポイントを探す。
だいがい大きな岩の後ろがいい、って考えるのは、牛も馬も人間も?!同じなのか?
おんなじ場所にいろんなウンチがある~笑
だだっぴろい場所でのトイレはかなり不便、男に生まれたら、、って何度思ったか。
しかし、絶景を眺めながらのトイレは気持ちいいもんだ。
いよいよ山肌にへばりつくような道。
昨日、作ってたみたいなのでだいぶ楽に行けるらしい。
しかし、私は自分で見るまでその場所へ行くまでわからんでーっと思った。
だって、あれは凄いで、、しかし、近くに行くとやはり見た目よりマシだった。
ビビルのはビビッタけどねーっていうか、普通じゃない。。。
緑が多いとこで休憩。
今日はバラサーブの話が聞けて楽しい。
ツォカルポカン。ツォは、湖。女の人の髪を編んだ縦じま模様、6776M.
1971年秋、今回のメンバーMさんが初登頂、シェー山周回の途中、一つ目の峠で西に見える。
らしい。うわーー、楽しみだ~!
その流れからいろんな山の話が出てくる。次から次へと、年代、登頂した人の名前、山の名前、高さ、ルート。歩く山の辞書みたいだ。
でも、面白いのが日常生活の忘れ物が多い、これがほんと笑えるんだ。
ヘッドランプなくして大騒ぎしたことがある。
その日は、私のヘッドランプを渡して一晩過ごした。
私の方は、ロウソクランタンも持ってきてたので柔らかい明かりで一日過ごした。
そして、次の日、やっぱりないわーーっと、言ってたが、、
テント撤収後、、バラサーブのリュックの横の網のポッケに入っていた。
笑、、、それ、、見えてるーーー笑
山の事は、誰よりも知っている、覚えてる。
あれは、なになに、見える山、谷、すべて答えられる。
頭の中に地図がぎっしり詰まってるような感じだ。
そして極西北ネパールは未踏峰の山がいっぱいあるらしい。
その中でどこをオープンピークにするか、バラサーブ達が決めるらしい。
えーーすごすぎるんですけど、、それって。。。
そして、密輸してる?かもしれないドンキー(ロバ)と馬方に会う。
ケロシンと言いつつ、実はロキシー(お酒)だろうと、バラサーブは言う。
10時38分、ゲバ・ラ前で私は落馬したーー笑
あ、やばい、馬が暴れだしそうーーって、思ったとこ、遅かった。
スローモーションになって落ちた。
シェルパのリーダーが飛んできた。
大丈夫か?
OKOK、全然大丈夫やで~^^
ちょうどはってるような松の上に落ちて、リュックも背負ってたので背中はクッション代わりになって大丈夫だったけどビビッターなーー笑
っで、やっぱり落ちたなーーって思ったー笑
実は最初に乗ってた馬と違っていて、途中合わないかもーー、馬の乗りごごちが悪かった。
性格的に気がちるっていうか、キョロキョロしすぎ?、好奇心旺盛?、私みたい?
とりあえずなんか合わないなーーっと思って、最初の馬と変えてほしいなーと思っていた時だった。
緑に見えるあたりで落馬~
11時30分、昼休み 4637M
峠でビスケットを食べて記念撮影?!
ここに来るまでの登りは結構息が上がったな~
馬も頑張った!
雨がパラツキはじめる。
13時30分 ランヒマールコーラ前到着~
今、19時25分、テント内。今日は、バラサーブB型、KさんAB型、私B型。
あら、、強烈な?組み合わせ~笑
しかし、私はBとABとは、楽チンなんだな~
雨とアラレで個人テントはやめて、ダイニングテントでみんなで寝た。
うわ、うわ、憧れのバラサーブと同じテントやで~っと、すっげーっと、興奮?!
笑、、、男みたいやんーーあほやーーっと、一人でウケル。。。
テント場に着く前から小雨が振り出していた。
どうやら、前も雨だったらしい、そしてその雨の中を峠超えしたみたい。
私は、剣岳に行った時を思い出した。
新田次郎の点の記を読んですぐ行きたくなって、夏なら一人で行けるだろうと、単独で行った。
剣沢まで雨、雨、雨、ガスガスの中で、地獄谷がほんま地獄やん、、これ、、全身汗と雨で、わけわからくらいになってリュックは重い。。。
苦行じゃーーっと、もう、ここまで濡れたら全身濡れろーの勢いで無我夢中でテント場まで頑張った。
雨の中、テント張って全身ベットベト、、、気持ちわるいんですけど、、脱ぎたい、、あ、そうやん、一人やん、テントやん、ってことで、全部脱いでシュラフに潜りこみ、休憩してたら、、知らない間に呑気に夕方まで爆睡~。
疲れはてていたのだろうー笑
ネパールでは、その大変な雨の中での作業を全部やってくれる。
ここは高所5000M、ほんとにありがたい。
普通にヘバッテル時、高所ではさらにへばってしまう。
雨が上がって、トイレポイント探したり、キョロキョロしてたら骨を拾った。
で、その骨をバラサーブのとこに持っていったら、なんとかザウルス作ろうかー!って、
??なんやそれ?って、思ってたら、見る見るうちに恐竜になっていったーー笑
ごっついーー笑えたわーありがとうございます~
そんなバラサーブが、凄いかわいかった~!
そして夜ご飯は、なんとバラサーブ特性のハンバーグ!!これ、めっちゃ旨かった!
あったかい素麺に、スペアリブ!
今日は、他のメンバーとルートが違っていて、特別やで~内緒やで~と言って作って
くれたのだ~!!
イエーーイ、幸せ感じたーー!
バラサーブのトルボの話はつきない、面白い、しかもその現場にいながら話が聞けるなんて、今、ここにいる自分が最高に幸せだーー!
ほんまにほんまにありがとうございます。
他にも行きたい人がいたみたい。
慧海の歩いた道を個人で調べてトルボに入り、本を書き、バラサーブに送り、そして会いにきたらしい。
一般でもなかなか頑張ってる人達がいてるのは知らなかった。
そんな中、私は今回のメンバーに入れてもらえてスッゴイ感謝の嵐である。
朝、目覚めたら天気がよく、山見える。
それをデッサンするバラサーブ~
見えるのは、こちら~
朝は、13℃。少し寒い。ガスってる中で一瞬モルゲンロードのように見える。
カメラ出す時間なかった、朝は、ぼーっとしてる。
今までトレッキングしてもロッジでの宿泊がほとんどだった。
テントで寝るのもせいぜい三日くらい。
だからその三日間、その生活を意識して楽しんでいた。
しかし、今回ずーーーっとテント泊、それが一ヶ月。
キャンプ場のような場所ではない、何もない。
テント場が決められてるわけでもないし、バラササーブが考える。
水の近くで、川の近くで、、そして私はテント着いたらすぐトイレポイントを探す。
だいがい大きな岩の後ろがいい、って考えるのは、牛も馬も人間も?!同じなのか?
おんなじ場所にいろんなウンチがある~笑
だだっぴろい場所でのトイレはかなり不便、男に生まれたら、、って何度思ったか。
しかし、絶景を眺めながらのトイレは気持ちいいもんだ。
いよいよ山肌にへばりつくような道。
昨日、作ってたみたいなのでだいぶ楽に行けるらしい。
しかし、私は自分で見るまでその場所へ行くまでわからんでーっと思った。
だって、あれは凄いで、、しかし、近くに行くとやはり見た目よりマシだった。
ビビルのはビビッタけどねーっていうか、普通じゃない。。。
緑が多いとこで休憩。
今日はバラサーブの話が聞けて楽しい。
ツォカルポカン。ツォは、湖。女の人の髪を編んだ縦じま模様、6776M.
1971年秋、今回のメンバーMさんが初登頂、シェー山周回の途中、一つ目の峠で西に見える。
らしい。うわーー、楽しみだ~!
その流れからいろんな山の話が出てくる。次から次へと、年代、登頂した人の名前、山の名前、高さ、ルート。歩く山の辞書みたいだ。
でも、面白いのが日常生活の忘れ物が多い、これがほんと笑えるんだ。
ヘッドランプなくして大騒ぎしたことがある。
その日は、私のヘッドランプを渡して一晩過ごした。
私の方は、ロウソクランタンも持ってきてたので柔らかい明かりで一日過ごした。
そして、次の日、やっぱりないわーーっと、言ってたが、、
テント撤収後、、バラサーブのリュックの横の網のポッケに入っていた。
笑、、、それ、、見えてるーーー笑
山の事は、誰よりも知っている、覚えてる。
あれは、なになに、見える山、谷、すべて答えられる。
頭の中に地図がぎっしり詰まってるような感じだ。
そして極西北ネパールは未踏峰の山がいっぱいあるらしい。
その中でどこをオープンピークにするか、バラサーブ達が決めるらしい。
えーーすごすぎるんですけど、、それって。。。
そして、密輸してる?かもしれないドンキー(ロバ)と馬方に会う。
ケロシンと言いつつ、実はロキシー(お酒)だろうと、バラサーブは言う。
10時38分、ゲバ・ラ前で私は落馬したーー笑
あ、やばい、馬が暴れだしそうーーって、思ったとこ、遅かった。
スローモーションになって落ちた。
シェルパのリーダーが飛んできた。
大丈夫か?
OKOK、全然大丈夫やで~^^
ちょうどはってるような松の上に落ちて、リュックも背負ってたので背中はクッション代わりになって大丈夫だったけどビビッターなーー笑
っで、やっぱり落ちたなーーって思ったー笑
実は最初に乗ってた馬と違っていて、途中合わないかもーー、馬の乗りごごちが悪かった。
性格的に気がちるっていうか、キョロキョロしすぎ?、好奇心旺盛?、私みたい?
とりあえずなんか合わないなーーっと思って、最初の馬と変えてほしいなーと思っていた時だった。
緑に見えるあたりで落馬~
11時30分、昼休み 4637M
峠でビスケットを食べて記念撮影?!
ここに来るまでの登りは結構息が上がったな~
馬も頑張った!
雨がパラツキはじめる。
13時30分 ランヒマールコーラ前到着~
今、19時25分、テント内。今日は、バラサーブB型、KさんAB型、私B型。
あら、、強烈な?組み合わせ~笑
しかし、私はBとABとは、楽チンなんだな~
雨とアラレで個人テントはやめて、ダイニングテントでみんなで寝た。
うわ、うわ、憧れのバラサーブと同じテントやで~っと、すっげーっと、興奮?!
笑、、、男みたいやんーーあほやーーっと、一人でウケル。。。
テント場に着く前から小雨が振り出していた。
どうやら、前も雨だったらしい、そしてその雨の中を峠超えしたみたい。
私は、剣岳に行った時を思い出した。
新田次郎の点の記を読んですぐ行きたくなって、夏なら一人で行けるだろうと、単独で行った。
剣沢まで雨、雨、雨、ガスガスの中で、地獄谷がほんま地獄やん、、これ、、全身汗と雨で、わけわからくらいになってリュックは重い。。。
苦行じゃーーっと、もう、ここまで濡れたら全身濡れろーの勢いで無我夢中でテント場まで頑張った。
雨の中、テント張って全身ベットベト、、、気持ちわるいんですけど、、脱ぎたい、、あ、そうやん、一人やん、テントやん、ってことで、全部脱いでシュラフに潜りこみ、休憩してたら、、知らない間に呑気に夕方まで爆睡~。
疲れはてていたのだろうー笑
ネパールでは、その大変な雨の中での作業を全部やってくれる。
ここは高所5000M、ほんとにありがたい。
普通にヘバッテル時、高所ではさらにへばってしまう。
雨が上がって、トイレポイント探したり、キョロキョロしてたら骨を拾った。
で、その骨をバラサーブのとこに持っていったら、なんとかザウルス作ろうかー!って、
??なんやそれ?って、思ってたら、見る見るうちに恐竜になっていったーー笑
ごっついーー笑えたわーありがとうございます~
そんなバラサーブが、凄いかわいかった~!
そして夜ご飯は、なんとバラサーブ特性のハンバーグ!!これ、めっちゃ旨かった!
あったかい素麺に、スペアリブ!
今日は、他のメンバーとルートが違っていて、特別やで~内緒やで~と言って作って
くれたのだ~!!
イエーーイ、幸せ感じたーー!
バラサーブのトルボの話はつきない、面白い、しかもその現場にいながら話が聞けるなんて、今、ここにいる自分が最高に幸せだーー!
ほんまにほんまにありがとうございます。
他にも行きたい人がいたみたい。
慧海の歩いた道を個人で調べてトルボに入り、本を書き、バラサーブに送り、そして会いにきたらしい。
一般でもなかなか頑張ってる人達がいてるのは知らなかった。
そんな中、私は今回のメンバーに入れてもらえてスッゴイ感謝の嵐である。
朝、目覚めたら天気がよく、山見える。
それをデッサンするバラサーブ~
見えるのは、こちら~
by talkeetna6194
| 2007-12-26 19:45
| トランスヒマラヤ