アッパートルボ 5
今日は、母の誕生日だ、65歳やったかな、おめでとう~
両親の歳ってのは、いつまでたってもちゃんと覚えれない・・・あかん、、
お母さん、大好きやねんけどなーー、なんでも出来る母、母が作る餃子はどこで食べるよりも旨いのだ~!
朝、5時半起床、今日は、寝坊なし。
ジョムソンへの飛行は、飛ぶ可能性半分だったけど飛んだ~
昨日の夜の雨が良かったのか、今朝ギリギリ晴れた。
やっぱり晴れ女~!
雲ばっかりだったか山々がやはり迫力あり、カリガンダキ(川)も見えた。
ってういうか、自分で分かったのが嬉しかったのだ!
上空から見るマルファもわかった!
(このあたりの写真は、フィルムなのでアップ出来ないのが残念、
やれば出来るんだけどーー笑)
3年前にトレッキングした場所、河口慧海師の部屋もある。
そう、慧海のマルファなのだ~、あの時トルボに行けるなんて想像も出来なかったんだ。
まず、単独では許可書が降りない、2人以上集まったとしても1週間に$800くらいかかるのだ。
それは許可書のみの金額であり、ロッジがない場所なのでキャンプ生活する全装備が必要な場所で、なおかつ一週間ではどこにも行けないのだ。
4000Mラインが普通でちょっと峠になると5000Mという特殊な地域であり、冬になると雪で閉ざされてしまう、ヒマラヤの中でももっとも辺鄙な土地である。
チベット、チャンタン高原に似てる、高度から逃げる場所?がない。
一緒に行ってくれる友達なんて、、いなかったーーー笑。。
カイラス行った時みたいにどこかで募集しようかとさえ考えていた。
そういえば、カイラスも募集してみたけど結局単独になっていた~笑
しかし、友達が出来たとしても、、、今回のルートは、バラサーブがいないと誰もわかんない場所。
ただトルボに入るだけじゃーいやだった。
なので個人で行ける範囲内ギリギリのカグベニ(3年前に行った場所)でラストだと思っていた。
それが、今、その場所へ?!ほんま、信じられへん、、今回ほど思ったことな今までにない。
なので、人生何が起きるか、わからへん、ありえないこともあるんだと実感した。
っと、色々思うことが出てる最中~、飛行機旋回~180ドーーー!?
ぎょーーーーーーーー回ってるでーーいやーー360ドーーーー?!
え????ってくらい、、びっくりした、ひっくり返ったような感じがした。
滑走路は、がけっぷちギリギリ?やん!!こりゃーないで。。。
一度同じ場所で乗ったことがあったけど、良く考えてたら方向が逆だったから旋回はなかったのだ。。。
アクロバット飛行のように感じた。
ジョムソンに着いた~、見覚えのある景色に町?いや村だった。
前は、通過地点もありゴールでもあったので観光はしてなかった。
なので、荷作りして散歩に出ようーー、右行くか、左行くか?!
いや、両方行こう^^郵便局方向は記憶があった、軍人に、警察に、話かけてみる。
「その拳銃いくら??」
これ、バラサーブが教えてくれた~笑
え???うられへんよーーって答える人は、なかなか真面目?
えーーっと、、って、一瞬考える人とかいて、、オモロイのだ。
一度ムスタンミュージアムは以前閉まっていて行けなかった。
そこには慧海師のことが書かれてある。
一目見たかったので大満足した。
帰ったらポーター達が荷作りしていた。
いつもと違うキャラバン隊、装備が凄いんだ~一度やってみたかったこの世界~
一ヶ月の遊牧民?生活は、私はどう思い、何を感じるのだろう。
全く想像出来ないでいる、しんどい?かな、飽きるかな?、耐えれるかな?
そんな旅の始まりがとってもワクワクするのだ!
来年もこれからもずっと行き続けたい反面、旅して10年?そろそろ貯金もやばいな、、今までずっとそれだけの為についやしてきた、貯金なくなったけど後悔なんぞ全くもってなし~
それ以上の、いやお金ではかえれない20代の貴重な時間を旅を通して過ごせた事に感謝したい。
そろそろ仕事にでも繋がってくれますようにと勝手な想像を願いながら旅のスタートラインにたった。
今しかない時間を私はやはり大事にしたいと思い、34歳また自分の魂の旅に出たのだ。