アリシア・ベイ・ローレル

アリシア・ベイ・ローレル

はじまってすぐ、一曲目の最初の音に、ノックアウトされた。
ドーーーーんと、体の中に入ってきた。
久々だね、この感覚~
その後は、もう吸い込まれてた。
最初のギターのコード、見とけばよかった、、って、思うくらいだった。

あと、嬉しかったのは、オンマニペメフムの曲があった。
CDを聞いてる時には、気付かなかったが、
あれ、チベット仏教やん、これ。。。
私のアンテナは、もう、ビンビンになっていた。

存在感と、柔らかい空間。
はっと、自分を重ねてた。
あーー、最近、キリキリしてたなーーー
個展前でいっぱいいっぱりになってたなーー
もっと柔らかい人になりたい~
と、思わせてくれた。
凄い自然体で優しい目をしていた

ドントの奥さんとのセッションも素敵~

アリシア・ベイ=ローレルというひと
1949年、整形外科医の父と彫刻家の母の間に生まれたアリシア・ベイ・ローレル。母親の影響で、ボヘミアンな生き方に憧れていた彼女は、高校卒業後、ヒッチハイクの旅に出ます。そうしてたどり着いたのが、カリフォルニアの北部にあるウィラーズランチ、いわゆるコミューンでした。
当時、ランチには100人ほどの自由人が、畑を作り、牛や馬を飼って生活しました。電気も水道もない森のなか、それぞれがやりたいこと、やるべきことをしながらの暮らしです。右も左も分からない彼女は、少しずつそこでの生活を覚えてゆきます。そして、ランチでの自分の役割を見つけます。それは、得意の絵と文章で、自然のなかで生きる手引き書をつくること。そうしてできあがったのが『地球の上に生きる』だったのです。
小さな森の生活手引き書は、ヒッピーのバイブル『WHOLE EARTH CATALOG』を創刊したスチュワート・ブランドの目に留まり、たちまち大ヒット。1972年には日本語版も発売され、現在も版を重ねています。アリシアはその後ハワイに渡り、いまも手作りの暮らしをしています。『living on the earth』(原題)は2000年に新装版が出ており、さらに彼女は続編を執筆しているところだといいます。
http://www.aliciabaylaurel.com/japantour